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8月6日 水曜日 晴れのち雨


ジンちゃんちの娘のミカちゃん1歳半がものもらいになったため大月病院へ行く。
さて、今夜はジンちゃんたちは大月町の町中にある居酒屋&宿の幡多郷を予約してあげた。
僕らはというと、柏島キャンプ場へ行ってから決めることになってる。
柏島自体はいい所だけど、キャンプ場はいいイメージが無い。

今回行ってみたら、やっぱりあまり良くない。
テントが1張り張っていたが、そのテントに横づけしないと張れない。
とても小さなキャンプ場で、海水浴客がいっぱいうろうろするし汚い。
ちょっと臭いがきつい。磯臭いのではなく、魚臭い。
やーめた!
幡多郷に電話を入れ、僕らも泊まることにする。
2泊予約を入れる。
素泊まり2,500円 プラス、夕食1,500円


柏島に来たら、
サンゴの海を泳ぐのと旧道の橋の欄干に立っての海への飛び込みだ!
この橋の飛び込みは地元の小学生の卒業までの目標だと、
そうとう前にNHKのドキュメンタリーで観たことがあって、
前回の旅では、この橋から飛び込むのを目標に柏島へやってきた。
その時僕は飛びこめたが、
ビビって飛ばなかったジンちゃん、今回はリベンジに燃えている。

今日は気合いが入っていて、さっさと橋の上へ行き、
欄干の上に登って鼻をつまんで勢いよく飛び込んだ。

鼻をつまんで、ダ〜イブ!

欄干に立つと、10メートル級。
余裕の笑顔を見せるジンちゃん

思ったよりも寒く風が強かった。
今夜はタープだけ張って、そこで食事をして車で眠ることにする。
夕日が落ちて三日月がそのあとを追って西の空に沈むと満天の星空が広がった。

車で眠りにつくと、強い風で車は小刻みに揺れた。
そして風の音と風力発電のプロペラのゴーッという唸りが一晩中続いた。



8月5日 火曜日 晴れ


車の中は快適だったが、何故かぐっすりと眠れなかった。

窪川牛に続き、ジンちゃんの美味しいものリクエストは天然ウナギだ。
水先案内人になりましょう。
向かうは愛媛県松野町。
またくねくねの地芳峠を走るので、凜に酔い止めの薬を飲ませた。
10時過ぎに出発。
くねくね道を走りだしたら、
凜が反応して、「もうだめだぁ〜〜」と泣きが入った。
けど、今日は薬を飲んでるから大丈夫だよ!と励ます。
ゆっくりと下る。

檮原の町の中を走る国道440号線は綺麗に整備されている。
この辺りは坂本竜馬や吉村寅太郎などの土佐藩士の脱藩への道だ。
命懸けで山を越えて行ったと思うと考え深い。

檮原街道を宇和島方面へひたすら走る。ほとんど下りで快適だ。
途中で天然鰻のお店の松坂亭に予約の電話を入れたら、
悪いけど今日は鰻が入ってないと言われる。
う〜ん、どうしようか?
とりあえず松野町の道の駅まで走り切る。
そこで天然鰻が食べれないとジンちゃんに告げると思いっきりがっかりした。
とりあえずアイスクリームを食べて休憩。

お土産コーナーに入ってお土産を選んでいたら、
レジのお兄さんに天然鰻がどうのこうのと尋ねている人がいた。ううん?
 僕も尋ねてみるとパンフレットを差し出され、
それには天然鰻を食べさせる店が3軒載っていた。
その中の一つの松坂亭がだめだったので、
他の店に電話を入れると、そのお店はとくに予約も必要無く行けば食べれるようだ。

駐車場からトイレなどある建物へのアプローチ

姫鶴荘から下りながら撮った写真。
手前の建物は炊事場。というか水場。
展望台とキャンプ場の駐車場。

8月4日 月曜日 晴れ


のんびりとテントを撤収する。 いよいよ移動だ。
キャンプ場を手伝ってるおばちゃんたちに挨拶するが、
管理人さんはどこかへ行ってしまって姿が見えない。
おばちゃんたちに管理人さんへよろしくお伝えくださいと言ってお昼に出発。 

四国カルスト姫鶴平へ向かう。
ここへは満天の星を観るのと涼しさを求めて行くのだ。
6年前に出版された、
ビーパル初夏の増刊号『ほんとうに気持ちいいキャンプ場100』に
姫鶴平キャンプ場が載っていてずっと気になっていた。
なんたって無料ってのがいい。

いったん須崎に戻る。 
スーパー、フジにあるマクドナルドへ行くつもりだったが、
道をはさんでジョイフルがあったので、ランチはジョイフルに。
ジョイフルは西日本に多いファミレスで安くてそこそこ美味しく居心地がいい。
東京には多摩市の方に一店舗ある。

それからフジでお買い物。かみさんや子供たちにはいい息抜きだ。
2階には100円ショップやゲームセンターも併設されていて、
ゲームを発見した凜ちゃんにせがまれ、
クレーンゲームを3回してスティッチの縫いぐるみをゲットした。
旅先に出てまで、
ジャンクフードを食べるはゲームはするやらと俗っぽいと思われるかもしれないが、
ジャンクフードはもはや精神安定剤。
ゲームは普段やらないので(やらせもしない)、たまにはいいんじゃないかと。
自分が子供の頃を思い出すと、
ボーリング場に併設されたゲームセンターに入り浸って、
お金が無くなるまで遊んでた。笑
麦なんか、気を使って適当に切り上げてくれる。
ごめん! 腹一杯遊ばせてあげれなくって。




須崎から檮原(ゆすはら)方面へ向かう国道197号線は快適だった。
国道に沿って流れる川は、
わんぱくプールなど川遊びが出来るところがいっぱいあります。
姫鶴平へ直接行く前に、檮原にある『雲の上の温泉』にてゆっくりする。
大人400円 子供(2歳から中学生)300円
プールもあって、800円でどちらも使える。
沸かし湯だが、設備はきれいで露天風呂もあり空いていればお勧めです。

檮原から姫鶴平までは僅かな距離だが、
地図で見るとカルスト台地に上がる地芳峠までの道が相当きつそうだ。
走ってみるとやっぱりきつい。
これでもかと続くせまいくねった上り坂で凜は車酔いして、
苦しそうにいっぱいゲェーした。
地芳峠まで上がり、森林帯をしばらく走ると視界が一気に開けた。
そこが姫鶴平だった。 姫鶴荘という山荘があって、
そこから少し下った所に、姫鶴平キャンプ場がある。
キャンプ場といっても、
炊事場があるだけでトイレは姫鶴荘の外にある公衆トイレまで歩かないと無い。
しかも展望台も兼ねているので、観光客がやってくる。
すぐ下に、グランドがあるのでそこにもテントが張れそうだ。
あと、水がとても不味いので準備していったほうがいい。。 


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さっさと飛び込まれてそんじゃあ僕も飛ぶかあ〜
橋の真ん中の飛び込みポイントまで歩いて、
欄干に腕を乗せて海を覗き込むまでは余裕だったが、
欄干の上に立つと景色が一変した。きゃあ〜高い・・・
行くっきゃないでしょ。 と飛び込んだ。

飛び込む際は、時折橋の下を通る小さな漁船に気をつけましょう。

しばし、橋を見つめるジンちゃん

四国でゆるい旅

柏島はスキューバーダイビングのメッカですが、
橋の近くでも色鮮やかな魚が見れたり、サンゴも見れます。




居酒屋&宿の幡多郷は大月町の海が気に入ったIターンの移住者のご夫婦が営んでいる。
1階が居酒屋になっていて、2階が宿泊出来るようになっている。
夕食は地の魚が食べたいとリクエストしていたので、
魚をいっぱい出してくれた。 美味しい!



8月7日 木曜日 雨


今日は夜中からずっと雨が降り続けている。
何しようか?
朝は近所の喫茶店でモーニングを食べて、
お昼を回って宿毛の街へ遊びに出た。

マクドナルドでランチ。
ここはちょっとしたショッピングモールになっていて
靴屋さんや100円ショップやらでショッピングする。
この一角にゲームセンターがあって、
入口のガラス戸に近日中に店じまいすると張り紙が貼ってあった。

中へ入ってみるとクレーンゲームなど、
それぞれ1台ずつ練習台があったり大判振る舞いだった。
それより感動したのは、ゲームセンターのお兄さん達が
笑顔を振りまき一生懸命働く姿だ。
このあとお兄さん達は何して生きていくんだろう?




旅としてはここで終わり。

 

正面は柏島。
左側が柏島キャンプ場です。車は駐車禁止の場所ですが、
海に近いので、多くの海水浴客が車を停めてます。
本来の駐車場は、右奥にあります。

建物はこんな感じ。
右の小さな流しが、炊事場です。

展望台

トイレなどがある建物の上が展望台になっている。
テントを張るなら、この写真の左手がいいと思います。

樫西キャンプ場の駐車場

四万十川沿いの狭い国道441号線で高知県四万十市へ入り川登大橋まで走り、
県道を走って宿毛市へ入った。そのままスルーして、
四国の最南西の町、高知県大月町へ入った。

樫西キャンプ場
ここは無料だ。
ここも2002年に訪れている。
樫西海岸の上の方にあって、大きな駐車場、芝生のサイト、
綺麗なトイレとシャワーと炊事場のある建物がある。
残念なことは駐車場とトイレなどの建物が遠く、
快適にテントを張れる場所は建物の近くの高台だ。
今回はテントを張るのがめんどくさくて、今夜も車で寝ることにする。
施設は綺麗なのだが、男女ともシャワーの排水が詰まっていて気持ちが悪いので、
外の炊事場の水で身体を流した。
いいキャンプ場だけど、ちょっと寂しいかも。
ここのお水は美味しい。

樫西での車泊は暑くてきつかった。
駐車場のアスファルトが夜になっても熱く、
ずっと寝苦しかった。

四万十川の沈下橋

お店に入ると、お客さんがいっぱいだった。
このお店の天然鰻は四万十川や支流の広見川産だ。
うな丼2,700円 うな重(いくらか忘れた)とあり、
特選天然鰻の蒲焼4,000円というのがあった。
どう違うのか尋ねてみたら、大きさから違うという。
これは特選天然鰻の蒲焼を食べるしかないでしょ!
それにごはんセット400円も注文。

どんだけ大きい天然鰻が出てくるのか楽しみだったが、
出てきたのはこんだけ〜とちょっとがっかりのサイズだった。
西の方は蒸さないから縮むんだよなあ〜と気持を納得させて食べ始めた。
うん、鰻自体は美味しい!
これでもう少しボリュームがあったら100点満点だ。

 

特選天然鰻 蒲焼 4,000円也

高知県⇔愛媛県
姫鶴荘の公衆トイレは愛媛県と高知県の県境に建っている。

姫鶴平キャンプ場の駐車場から撮った写真。
すぐ下には大きなグランドがある。
その奥には風力発電が2基見える。