8月5日 日曜日 晴れ 雲が多く ところによりスコールあり


あっという間に日が経って、明日はもう西表島を出る。
一日遊べるのは今日だけだ。

明日からの段取りを決めなくてはならない。

厳しく景観を保っている竹富島に1泊か2泊してみたい。のんびりするのだ。
高那旅館ユースに予約の電話を入れてみた。
じつはユースの2泊分の宿泊券を持っている。
今回はユースホステルの航空機で行く東京発エンジョイパック沖縄で来ている。
このパックにはホテル1泊とユース2泊が付いている。
最大延長2週間。 僕らは丸々使う。

高那ユースは、月曜日はもういっぱいで、火曜日だけ空いているという。
火曜日に予約を入れて、月曜日は石垣の八洲ユースに泊まることにする。
これで一安心だ。

今日はパナリ島の近くのサンゴ礁を手軽に見れる、
水中観光船・『うみえ〜る』に乗ることにする。
大人3,000円 子供2,000円 幼児 1,000円
ちょっと高いけど、みんなにサンゴ礁を見せてあげたい。
午後2時10分発のうみえ〜るに予約を入れた。

少し早目にキャンプ場を出発して、西表野生生物保護センターを見学。
手作りパンや『まな』に寄るが、日月定休日だった。
それから古見のサキシマスオウノキ群落を見学。
あいかわらず立派な木々が立っている。
サキシマスオウノキは船の材料に使われるために多くが伐採されたようだが、
ここには御嶽があるから、神の木として伐採されなかったのかな。

大原のスーパーで牛乳や菓子パンなどを買う。
そして、いつもの冷房の効いた船の待合所で食事。

激しいスコールがやってきた。
雨の中の遊覧じゃつまらないなあ〜
午後2時に待合所の隣にある建物で切符を買う。
出発間近で、雨が止んだ。
 
うみえ〜るに乗り込むと、最初に2階の展望デッキのベンチに座らせられた。
そして午後2時10分過ぎ、パナリ島方面に出港。
約15分ほどでポイントに到着。

下の船内に全員移動。しばらくするとその船内が水中にゆっくりと没していった。
初めは安全のために深いところで降ろしたため、何にも見えないが、
船が少しづつ進むと、目の前に極彩色のいろんな形の珊瑚が現れた。
すご〜い!大きなテーブル珊瑚だ!
このあたりはグレートバリアリーフよりも珊瑚の種類が豊富だという。
こんなところでダイビングしたい。 素晴らしい〜!。
約1時間のツアーでした。

8月6日 雲が多い晴れ


昨夜は眠れず、同じ体勢でいると身体が痛いのでゴロゴロと寝返りを打った。
朝7時に携帯の目覚ましを掛けていたが、
その前から起きていたので鳴る前にスイッチを落として早目に撤収開始。
洗面所で顔を洗っていると、キャンパーの兄さんがおはようございますとやって来た。
「台風が来るようです」 「えっ?」
遠い話のように聞いていたが、明日とかあさってには接近するらしい。
マジ? 長期滞在のキャンパーら、全員撤収するようだ。
はっきりとした情報がつかめない。 移動日なので心配だ。
ミトレアの主人に会ったので台風のことを尋ねたら、
八重山付近を通過して台湾方面へ進むコースらしい。

テントとキャンプ道具を2個口にして頑丈に梱包した。発送準備OK!
レンタカーに荷物を載せて、ゆうパックを取り扱う川満スーパーへ向かった。
窓口でまず重量を計る。 テントの方は27キロ。
キャンプ道具は30,5キロ。 うん? ヤバイか? ゆうパックは30キロまでだ。
店員さんに、おまけして! なんて言ったものの、
石垣島までは問題なく運ばれるが、そこから飛行機に積み込む際に、
重量オーバーだとはじかれて、また戻って来る事があるという。
そうなると、再度、宅急便などで送るようになる。
しかたがないので、厳重梱包を解いて中身を抜いた。

キャンプ場に戻り、家族をピックアップして上原港へ向かった。
バックパックを降ろし、再び家族を乗せて最後にもう一度無人販売に行ってパインを食べた。

そして、家族を上原港の待合所で降ろして、僕はレンタカーを返しに行った。
戻ってくると10時発の船が出たばかりだった。
11時の船に乗るつもりだったが、ほんのちょっと早ければ1時間待つことも無かったなあ。
間に、八重山観光の船も出るけど、安栄の往復を買っているし。 まあいいかあ。

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2004年夏東京から船で沖縄へ

石垣島へ

冷房の効いた船内には入らず、後ろのちょっとスペースが広いベンチに座ってみた。

乗客が全員乗り込むと、船員や職員総出で手渡しで
パイナップルなど、ゆうパックの荷物も山のように積み込まれる。
この便の前に、八重山観光のフェリーが発着したけど、
あれなら車ごとか、フォークリフトで楽だったのに、と思うけど、
いろいろと利害関係もあるんだろうなあ。

僕の重い方のゆうパックの荷物も積まれた。 けど、テントの方が見当たらない。
どうやら生き別れになったようだ。 笑

エンジンが始動。 さあ出航だ!
いきなりバリバリバリっと耳をつんざく大騒音。
目の前で叫んでも相手に通じないぐらい大きな音だ。しゃべる気もなくなり目を瞑る。 
風が通らなく暑い。 船内はもういっぱいで移動出来ない。失敗した。
だけど人間って不思議なもので、
みんな気持ち良さそうに眠ってしまった。



石垣島の離島待合所でしばし休憩。
こんな時の冷房っていいなあ。ちょっと寒いかあ。
昼寝したいなあ〜。
子供達は元気に走り回っている。 そのうち、お腹が減った!ときた。
そんじゃ、A&Wに行こうか! で昼食。

再び、待合所に戻ってきたけど、どうやって時間をつぶそうか?
月曜日は博物館や図書館など休館日が多くて困る。
チェックインには早い時間だけど、八洲ユースへ行ってみた。
そしたら、な〜んだあ、いつでもウエルカムだった。
やっぱりここは居心地がいい。

本当は、2階は男禁制なのだが、今回は奥の部屋に家族部屋を作ってくれた。
嬉しいけどちょっと恥ずかしい。
久しぶりの畳と布団だ。 のんびりとさせてもらう。
家族のお腹減った〜の声をずっと我慢してもらって、
午後6時頃、『あさひ食堂』へ行った。
ここはメニューも豊富だし、量も大盛り系でお米も美味しいときているから
人気があっていつもお客さんが入っている。
ひっきりなしに入ってくるお客の中で、キャンプ場でいっしょだった兄さんも来ていた。

夜8時から始まる、八洲ユースの恒例のゆんたくタイム。
まあ軽く宴会。 家族は楽しんだようだが、
僕はエアコンの効く部屋で気持ちよく眠ってしまった。
ちなみに、エアコンは2時間100円。

レンタカーは満タン返し。 レギュラー、リッター156円はびっくり!
そして、いつもハラハラドキドキの車体チェック。身体に良くないなあ〜。

無事に放免された。

旅行社などは、午後5時終了。 あと25分、時間が無い。
自転車を借りて、近くの旅行社へ駆け込む。

明日の便はJTA(日本トランスオーシャン)は空席が無いが、
ANAはまだ空席があり、チケットを買う。
午後3時20分発だ。 正規の料金なので家族で5万円以上。 高〜〜い!
台風は午前中に通過だろうから、3時過ぎなら大丈夫だろう。
まあチケットが取れて一安心。

ユースに帰ってのんびりしていたら、テレビで台風情報が始まった。
石垣島には午後3時から午後6時頃に最接近すると言っている。
なんじゃそりゃあ〜〜! 午後3時じゃ、まともに喰らうじゃん。
台風の動きが読めず、右往左往。

東京あたりに台風が来るとなると、しょっちゅうテレビで情報を流すが、
八重山だけだと、普段の天気予報にちょっとオマケ程度しかお知らせしない。
ほんとこれには困った。

ANAの予約センターに電話を入れて、1便早いのに変更。
それでは安心できずに、思い切って午後6時15分の最終便に変更した。

八洲ユースのスローな洗濯機で洗濯が終わったのが午後8時過ぎ。
何故遅いかわかった。 すすぎの水がちょろちょろしか流れ出ないからだった。
僕は洗面所の黄色いケロリンの洗面器を2つ使って、水を洗濯機に流し込んだ。

それから夕食に出た。
ヘルパーさんに教えてもらった台湾料理の『美好』を探していったが、
なんと今日いっぱいお休みだった。
ほんじゃ、A&W行こうか!

窓側の席で食べていると、芸能人のマイケルが通り過ぎた。
そして、台風情報のお兄ちゃんとまた会った。
見た目は今風だけど、シャイで礼儀正しい人だ。
苗字はナガイくんという。
夏はずっと旅を続けてね。
そしたら、またきっとどこかで会えるよ。
握手して別れた。


ゆんたくタイムが始まったが、調子の悪かった僕とフナちゃんは酒を飲まなかった。
そのうち、何年か前のヘルパーさんの話になっていた。
ともかちゃん? 聞いたことあるぞ。
三線弾きのさとしくんが、これチエちゃんかなあ?と写真を観て言っている。
どれどれと僕。 ち、ちがうよ! チエちゃんはもっと綺麗な人だよ!
あっ、愛ちゃんだ!僕はアルバムの中で愛ちゃんを見つけた。
そしたら、さとしくんが「パパさん、愛知ってるの?」とびっくりしたように言った。
「俺の妹だよ! 本当の妹だよ!」と続けた。

さとしくんとは何日間か一緒にいて、今日なんかずっとドライブしてたのに気がつかず、
ひょんなところで面白いことがわかったりする。

3年前も台風でここ八洲ユースで足止めを喰らって愛ちゃんと仲良くなって、
今年もここで台風で台風の足止め食らって、お兄さんと仲良くなるなんて縁を感じるね。

さとしくんが僕らの写メを送ってくれたら愛ちゃんから電話が掛かってきた。
1年生だった麦が、一番なついていたお姉さんだったから大喜び!
僕もおまけ的に話しをした。 元気そうだった。
今は群馬の水上で川下りの仕事をしているようだ。
あいかわらず、かっこよく生きているなあ!

ハッピーな感じで布団に入った。 外は強い風が吹いている。

帰りの船の中、船長やいろんな人と顔見知りらしく親しげに話しをする、
これぞ沖縄美人という感じの美しい女性がいた。




腹ペコだ!
上原までひとっ走りして新八食堂へ直行だ。
おっ、今日はマグロが入ってる!

土曜日だというのに、わずかしか人が来ません。
ときおりツアーの団体さんがやってきますが、すぐに帰ってしまいます。
僕らみたいな子連れのシュノーケルの初心者にはいい練習場所だと思います。
5,6センチの大きさの魚の何千という数の群れがやってきて、
太い帯状になって、ずーっと続きました。 これは凄かった!
「私なんか、ぐるぐるぐるっと囲まれたのよ!」とご機嫌に話すかみさん。

サバ崎とゴリラ岩?
NHKで何気に観たけど、ここイダの浜の水草を特集していました。
いっぱい生えています。

その水草のところどころに珊瑚があって、とても綺麗です。
わりと大きな魚が人間に馴れていて、泳ぐとつきまといます。
麦はその魚が怖くって、ギャアギャア叫んでいました。 笑
大きなクマノミもいました。

キッチンinabaでサンゴのかけらを箸置きに使っていたのを真似して、
また忘勿石の浜へ行って、貝殻やサンゴを拾った。

のんびりと景色を楽しみながら帰った。

ゆうパックで送り返す荷物を整理する。 食器もガスコンロもダンボール箱に
しまったので、夕食は今夜も新八食堂だ。

いつもの綺麗な姉さんが笑顔で迎えてくれる。

食事帰りはいつもの見晴らしのいい農道だ。
午後8時に近いというのにまだ薄暗い。
これでもう終わりなんだなあ。

白浜港に着いた船浮までの定期船

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2004年夏東京から船で沖縄へ

8月4日 土曜日 今日も快晴

西表島 船浮のイダの浜

今朝はみんなを急かせて、早めの出発。
川満スーパーで菓子パンを買って、水をたっぷり持って船浮のイダの浜へ行く。

白浜発10時50分、船浮行きの船に乗る。
定員35名の船はほぼ満席。 大人410円 子供210円
内離島とのあいだの狭い水路を航行し、わずか10分で船浮きに到着。

こんなに近いが、陸路は考えられない。
白浜と船浮までの間は深く入り江が喰い込んでいるからとても遠いのだ。
船浮に上陸して、集落を抜けて岬の反対側に出ると、美しい浜がある。
ここがイダの浜だ。
3年前は鹿川へ行くため、ただ通り過ぎるだけだったが今日はここがメインだ。
アダンの木陰に日よけテントを張って、さっそくシュノーケリング。

パパイヤちゃんぷる定食 800円

サキシマスオウノキと麦

タヌキではありません! ヤマネコです。

2007年 夏 沖縄の旅           つづき

あまりに楽しく、のんびりしすぎて
危うく午後5時10分発の最終便に乗り遅れるところでした。
次は船浮に泊まりたいと思います。

浜のこちら側のアダンの林の中に茶店が2軒あります。
僕らは行きませんでした。 ツアーの人たちが立ち寄ってました。

今はまだ潮が満ちています。
奥に見える岬(サバ崎)を越えれば網取湾です。

マグロのお刺身 500円

ポークたまご 700円

パナリ島が見える

船室が水中に降りたところ

色とりどりの珊瑚

ミトレアキャンプ場

海に浮かぶは、小浜島

リュウキュウアオバト

船浮の集落から歩いてくると、
一番最初にこんな感じでイダの浜が見えます。

前にある操舵室で船長さんに運賃を払う

8月7日 火曜日 早朝から強風と、断続的に強い雨が降る

竹富島へ


7時30分朝食。 今日は竹富島の高那ユースに予約を入れている。
どうしようかなあ? こんな天気で行ってもなあ〜
朝8時の時点で、西表島・波照間島・与那国島などは欠航が決まった。
そのほかの島は午前中の数便は出るようだ。
せっかくだから行ってみようか!
強風とときおり雨の中離島桟橋へ向かった。

あさひ食堂の焼肉定食

安栄観光・午前10時30分発の竹富島行きに乗る。
観光客が多いはずの竹富島行きだが、乗客は僕らと仕事で向かう姉さんが一人だった。
海は荒れているが、竹富島は近い。10数分で到着。

乗り合いバスに乗って高那ユースへ。
 僅かな距離だけど、大人200円 子供100円。

ユースに入って、おかみさんと受付しながら話しをするが、
明日も、もしかしたら欠航するかもしれないよと言った。

僕らは明日じゅうには石垣島へ戻らないといけない。
何故なら、あさっての早朝に石垣島発ー那覇行きのフェリーに乗らなければならないから。
どうしよう? 今なら午前11時45分の最終便に間に合う。
万が一を考えて、帰ることにする。

ヘルパーの姉さんが船着場まで車で送ってくれるという。
「まだ少し時間があるから、海を観ていきましょうね!」と西桟橋へ連れて行ってくれた。
こちら側は風下になり海が凪いで見える。
海に向いて、左の方は有名なコンドイビーチだ。

コンクリートの桟橋が海に向かって真っ直ぐ延びている。
美しい風景。

麦が桟橋を走って海に向かった。

そこまでは良かったが、戻る途中でふいの風で帽子を海に飛ばされた。
え〜〜!
急いで駆け寄って、桟橋に座り込み、両腕で踏ん張りながら足を延ばした。
親指と2番目の指で今まさに挟もうとした瞬間、意地悪な風が吹いて、届かなくなった。 
福山雅治だったら届いたなあ〜。
こりゃあ、海へ入るしかないと考えてたら、
ヘルパー姉さんがジャブンと海へ降りてズボンを濡らしながら帽子を拾い上げてくれた。
きゃあ、カッコイイ!
というか、自分がかっこ悪くて情けなくてとても恥ずかしい。
これは人生の汚点となって残るなあ〜〜。
出来るかぎりカッコ良く生きないとね!

外周道路のそのまた外の細い砂利道を草木に当たりながら
姉さんはガンガン飛ばした。

やっぱかっこいいんだ、この姉さん!

船着場のすぐ近くにある無料の資料館の裏口に降ろしてくれた。
ヘルパー姉さんありがとう!

資料館を足早に見学して、一番心に残ったのは、
1968年頃の竹富島の何気ない風景を写した写真の大きなパネルだった。
感覚がいいよなあ。と思って観ていたら、岡本太郎が撮った写真だった。
やっぱり、タローちゃんは凄い!

待合所には石垣島へ向かう人が大勢いた。
11時45分、船が2隻入ってきた。 安栄観光と八重山観光の船だ。
どちらも石垣島行き。

病気もそうだけど、外来種の動植物の持ち込みも
生態系を壊す大きな問題となっている。

明石食堂

みそ汁 500円

そばを食べ終わって、てきとうな道を歩いて市立図書館へ向かう。
食べたばかりだが、登野城小学校近くのフレッシュベーカリーが気になってメロンパンなどを買った。

けっこう長い距離を歩いた。

涼しいはずの市立図書館は、なんと冷房が壊れていて、
工場で使うような大きな扇風機が何台か、ぐるんぐるん回っていた。

八重山の少し前の時代の写真集やマラリア関連の本を読んでいたが、
凜がひどくぐずり、あきらめて八洲へ戻った。
八洲の1階ではゆんたくが続いている。
親はごろごろしたいが、子供達は元気いっぱい。大変だ! 
麦と凜は下の酔っ払いの兄さん、姉さんたちに任せよう。 笑


もう午後8時だ。
どこで何を食べよう? そばって感じがしないからメニューが豊富なあさひ食堂へ行こう!
僕と麦はカレーライス 400円 かみさんは親子丼 550円
あんましお腹が減っていないと言ってた麦だが、
ぺろりと平らげた。 それはここのカレーが美味しかったから。
そうそう、キャンプ場で台風を教えてくれた兄さんが飯を食べに来た!

お帰りの際は土砂降りの雨が降っている。
麦の傘の骨が折れた。

今夜のゆんたくタイムには、まだみんな帰ってなく
ヘルパー姉さんとしばらく、さしで飲む。

昨夜は騒ぎすぎたらしく、近所からクレームが来たようだ。
ゆんたくは午後11時をもって終了。
飲みすぎて、夜中から翌午前中まで腹痛で苦しむ。

8月8日 水曜日 曇り時々晴れ そしてちょっと雨


台風が去ったはずなのに、一向に風が治まらない。

天気はだいぶ回復してきているように見えたが、
なんと突然、フィリピン沖で台風7号が発生して、明日の午前中には石垣島へ近づくようだ。
ガーン!! ということは明日早朝の那覇行きの船はどうなるの?
どうしようと考えたが・・・
ユースに残っているフナちゃん、さとしくん、チサちゃんの3人に、
会費1,000円で明石食堂ツアーなんてどう?
って言ったらみんな行くってことになり、
近くのOTSレンタカーで7人乗りの車を借りる。
10,395円也。 ちょっと高いなあ〜〜
カーナビが付いているが、使い方がわからない。
助手席に座る、さとしくんもわからない。
てきとうに走り続けたら、オモトトンネル方面に向かった。
早道だけど、景色はつまらない。
米原側の海は静かな海だが、太平洋側は大荒れだ。
玉取崎の展望台からの景色はあいかわらず素晴らしい。

明石の集落へ入ると、すぐに明石食堂がわかった。
静かな所のはずなのに、人が群がっていたから。
お店の前には、けっこうな人数が並んでいる。どうしようか?
12時台だから、ピークかもしれない。

平久保崎まで行って戻ってくることにするが、平久保崎の駐車場は狭く
車がいっぱいで駐車スペースが無い。
まして、強い雨が降ってきた。 すぐに引き返した。
明石食堂に戻ると順番の列が長くなっていた。
車の中で、「さらにもっと列が長くなってたりして・・」
なんて、ネガティブなことを予言してはいけないなあ。

意を決して、並ぶことにする。
後ろに並んだ知らない兄さんが、有村の那覇行きの船が欠航となったと話している。
ゲーッ、どうしようかな?

食べるまでに1時間ほど待っただろうか。
注文したソーキそばの大 950円 美味すぎる!
スープはこってりとんこつかつおだし。
ソーキはじっくりと甘辛く煮込まれていて軟骨もトロトロで全部食べられる。
大満足な1杯だ。
お店の人も驕ることなくいい感じだったのは素晴らしい!

フルーツ無人販売
3年前ぐらいに比べると、ちょっとお徳感が無くなったけど好きです。

僕の大好きな八洲旅館のシーサー
屋根の上のシーサーは明治頃から流行ったようだ。

安栄観光 竹富島行きの船内

桟橋へと並んで向かう乗客

石垣島

雨降りの中、八洲に戻ると、宿泊してるみんなが、おーっと迎えてくれた。
みんな楽しそうに泡盛を飲んでいる。
話しによると台風6号はだいぶ進路が変わって、石垣島はかする程度らしい。
な〜んだ、心配しないで竹富島に泊まればよかった。

ちょっと休んで、みそそばが有名な『キミ食堂』へ行った。
大きな道をなるべく避けて、家々の路地を歩いた。
赤瓦の味のある家はまだけっこう残っているが、
屋根にシーサーが乗っている家はとても少ない。

キミ食堂はお客さんがいっぱいだ。
あっ、また綺麗な姉さんが働いている。

みそそば 500円
こってりに見えるが、うす味だ。

玉取崎から見える景色

フナちゃんとさとしくん

チサちゃんと麦

チサちゃんのリクエスト、白保海岸へ向かう途中に
本を見て気になっていた石垣産珈琲店を見つけて、通り過ぎたけど戻って珈琲タイム。
なんてことないプレハブ小屋だ。
お母さんと小学6年生の娘さんが店番をしていた。
石垣生まれの珈琲の生豆が見たかったけど、
生豆は家にあってここにはないと言う。 残念だなあ〜
ラジオでは甲子園で興南高校がちょうど勝ったところだった。 万歳!


白保海岸は相変わらず何も無くて美しい。
まあ海の中は何も無いどころか美しいサンゴがいっぱいなんだろうけど。
風が強い。 海も大荒れだ。

白保海岸

西桟橋 晴れたら美しい景色だろうなあ

コンドイ岬

切符売り場は一ヶ所で、自動的に八重山観光の船になったが、
安栄観光の船はガラガラ、八重山観光の船は座れない人もいるほど超満員。
これってどういうこと? って感じ。

ソーキそば 大 950円

八重山そば 中 420円

並んで待ってます

美味しそうに食べる
麦とフナちゃん