1番へ2番へ3番へ分岐点へいろんな話へ

今年は西へ行くと決めたものの、九州ではずっと大雨が続き各地で
洪水などの被害が出ていた。
こんなんで行けるのかなあと思ってたら、いきなり九州地方が梅雨明けした。



7月28日

午前1時3分 東京を出発


調布で多摩川を渡り、鶴川、緑川スタジオを越えて国道246号へ出ようとするがなぜか迷ってしまう。
246号に入ると、上りも下りもトラックだらけの数珠繋ぎ。
その中にぽつんぽつんと乗用車が走ってる。
いい道なのだが、信号機が多く走りづらかった。

いっしょうけんめい走った割には距離が伸びず、
静岡県で国道1号線に入って道の駅『富士』で力尽く。
午前4時25分

目を覚ますと午前7時20分だった。
外はめちゃくちゃ晴れていて暑い。
走り出してすぐに渋滞。
嫌ンなっちゃう。
しばらく我慢するが堪えきれずに清水インターから東名高速道路に乗ってしまった。
車は少なくすいすい走れる。
乗ってしまった以上、寄り道もめんどくさいからこのまま
岡山の友達の家まで走ってしまおう。

何年も前から行ってみようとしている郡上八幡へまた行けない。
僕にとってちょっと行きにくい場所にある。

名古屋を過ぎる頃に大阪吹田あたりでそうとう渋滞していると電光掲示板で見れた。
中国自動車道を走るのをあきらめて、米原から北陸自動車道を走り
敦賀で下りて舞鶴まで日本海沿いを走り、京都府福知山市から

国道9号山陰道を走った。

鳥取までもう少しというところの兵庫県湯村温泉に立ち寄った。
ここはドラマ『夢千代日記』で舞台となったところだ。


湯村温泉 共同浴場 『薬師湯』



なんてことない建物だけど、無色透明の熱い湯で源泉かけ流し。
いい湯でした。 大人300円 小人200円
駐車場はありません。


お勧めはしませんが、道が混雑していなければ
薬師湯の前に路駐出来ます。

風呂上りは、お土産屋さんで生たまごを買って
道を渡ったところにある源泉で茹でたまごを作って食べました。
待ってる間に川原の壁にある有名人の手形を見て楽しめます。
源泉近くはたまご5玉で200円だけど、ちょっと離れたところには
5玉で150円の所もあった。 失敗した! 笑

湯村温泉を午後7時に出発して、鳥取に出て岡山県美作市東粟倉の
オカリナジンちゃん宅へ着いたのは午後10時前。
途中、山の中で鹿2頭とウサギ?1羽を見かける。

 

7月29日 朝は晴れ そして曇りから雨

みんなでこの辺りで一番大きな街の津山へ昼食を食べに行く。
何を食べようかで、結局ケンタッキーに入る。
1000円のお得パック。
高いからあまり行かないが、時々食べたくなる。
それから100円ショップ行って、しめにミスタードーナッツ 笑

帰りに奥津温泉へ立ち寄ってみる。
ここは美作三湯の一つ。(湯原温泉・湯郷温泉・奥津温泉)

今回行かなかったが、湯郷温泉の川沿いに市営の露天風呂がある。





奥津温泉 共同浴場 『洗たく場』 無料

洗濯場という名の共同浴場

こじんまりした温泉街の中心を流れる川の橋の袂に
『洗たく場』と書かれた小さな建物があり、その中の奥から
上湯、下湯と湯船があり、手前の細い湯船は洗濯用。(けど、冷たくて気持ちがいいからみんな入る)

僕が入ったときに地元のおばちゃんが洗濯をしていた。
(写真を撮りそこなったが、、)

湯は無色透明。
源泉が流れ込む上湯は熱め。 下湯はぬるめでゆっくりと入ってられる。
源泉を飲んでみたが喉越しが良い。

極上のパラゴンに出会えた!!



ジンちゃんちのそばに、別荘を建てた大阪の方がいて
そこのリビングには極上のJBLパラゴンが鎮座していた。
美しい! 曲線がたまらない。
音もいい! 臨場感たっぷりで素晴らしい!

いつか手に入れたい。
そして、僕の狭い部屋に入れてやる。

大満足で別荘を後にして、じんちゃんちに帰ってくると
一匹の蛍が飛んでいた。
捕まえて麦や凜に見せようと思ったが、
ジンちゃんが蛍を家に入れちゃダメだと言う。
蛍を家に入れると火事になるという昔からの言い伝えがあるから。








7月31日 曇り

岡山の中心部へ

今日は岡山市内まで出て、天神そば(ラーメン)を食べに行く。
お店の雰囲気はうちの近所の中華そば『江ぐち』みたいだ。

天神そば 650円

鶏をじっくり煮込んだスープ。 とろみがあり、濃厚だがあっさり味。
極細麺 絶品です!

和風ラーメン 735円

魚系のとろみがある、こってり系のスープ。
味が濃かった。
武蔵境にある『綺羅星』のラーメンの上にかかっている
魚系のあんがスープになったよう。



お腹も一杯になったことだし、さあ温泉に行こう。




今日は湯原温泉郷の一つ、真賀温泉の共同浴場と湯原温泉の砂湯へ行く。

国道313号へ入って、あと10キロぐらいで真賀温泉というところで
土砂崩れのために道が通行止めになっていた。
国道181号まで引き返し、湯原の方へ出て大きく迂回した。

けど、その価値はあった。





真賀温泉


川沿いの斜面に段々とごちゃごちゃにかたまって旅館が建っている。
真賀温泉と書かれた看板の下から階段を上がって行くと
共同浴場がある。

車のところで、共同浴場を管理しているおじさんと会い、
ちょっと飯を食ってくるからてきとうに入っていてくれという。

幕湯 (源泉)湯船は深い。

8月1日 いちおう晴れ というかめちゃくちゃ暑い。

岡山県東粟倉村 (現 岡山県美作市)


ここは標高500メートルぐらいの山村なので、
夜は気持ちよく冷えてくれて、よく眠れる。
窓を開けていたら寒いぐらいだ。

けど、昼間は暑い。

昨日は一日よく遊んだので今日はのんびりと過ごす。
午後4時頃から近くの愛の村パークというところに隣接する公園で遊ぶが、
プラスチック板の吊り橋を渡っていて、ズリッと右足を根元まで隙間に落として
痛い目に遭った。

雷がゴロゴロと鳴り出したので急いで帰る。

今日からガソリンが大幅値上げ。
昨夜入れたところでレギュラーリッター137円
ためしに聞いたら、今日から7円の値上げだという。

ジンちゃんの作ってるオカリナ

岡山県美作市 オカリナ作家 岡崎仁 さくら工房

高温で焼成するオカリナ
澄んだ良い音がします

三朝温泉を午後3時過ぎに出発。 暑い。




島根県の道の駅『湯の川』で楽しみにしていた亀田興毅の
世界挑戦のタイトルマッチをTV観戦。
亀田は1ラウンドに早くもダウンするが頑張っている。
けど、対戦者ランダエタの方が一枚上。
試合は判定までもつれた。
これは負けだなあ。
だけど、頑張ったからいいじゃん。
次があるよ。
と思ったら、亀田が判定勝ち。

気持ちが悪くなった。

亀田興毅は悪くないけど、喜んでほしくなかった。
男を下げるな!
大人たちの汚い世界。

気分転換に走ろう。



次の道の駅『キララ多伎』にて車泊。
エアコンをかけっぱなしで眠るが、車体の熱が背中から伝わり
寝苦しい。
真夏の車泊は快適ではない。

凜ちゃんはのぼせて鼻血を出す。




8月3日 めちゃくちゃ晴れている。

午前8時には気温33度もある。

朝一番で石見銀山の古い町並みの中をゆっくりと車で回る。
軒先がとても低い。

温泉津温泉を目指して走っていると、
三大鳴砂 琴ヶ浜という看板が見えたので寄ってみることにする。

浜へ近づこうと車を走らせるが
小さなトンネルが行く手を遮り、見ることも出来ない。
仕方なく、戻って無料の駐車場に車を停めた。

凜ちゃんをバギーに乗せてみんなで歩いた。
あつぅ〜〜〜!
トンネルを抜けて、浜のところへ来ると800円の有料駐車場があった。

琴ヶ浜、美しい。

泳ごう!

地元の方々の努力の賜物だろうけど、
ゴミが一つも落ちてません!

ほんとうに美しい浜です。

温泉津温泉(ゆのつおんせん

日本海に面した小さな港町に湧く温泉で1200年以上前に発見されたという古湯。

石見銀山が栄えていた頃は賑わっていたようだが、今はひっそりとしている。
共同浴場は2つあるが、いつも元湯に入る。
受付に座るおばちゃんは愛想が無い。
数年前に来たときも、愛想の悪いおばちゃんだった。
覚悟していたので、気分を害さなかった。 笑
きっとここの伝統なのだろう。

温泉は最高!

元湯 大人300円 小人150円

色はちょっと茶褐色。
味は味の素に塩を入れたよう。
湯は熱い。
濃厚。

温泉津温泉 元湯

有福温泉へ


温泉津温泉から浜田方面へ国道9号線を少し走り、
波子というところから内陸へ少し入ると、有福温泉がある。

ここは1300年の歴史をもつ、山陰屈指の古湯である。
まだ行ったことがないので寄ってみる。

有福温泉は山間の小さな温泉地。
だが、共同浴場へ行く人のために大きな駐車場が完備されている。

御前湯・さつき湯・弥生湯と3つの共同浴場がある。
どの浴場も古い建物は残っていない。
僕が選んだのは一番小さな共同浴場の弥生湯。
番台のおばちゃんにいろいろと話を聞いたら、この弥生湯だけ源泉が違い、
他より若干、湯の温度が低いようだ。

もちろん、源泉かけ流し、無色透明さっぱりしたいい湯でした。
大人300円 小人150円

浜田市に入って、YOUME・TOWN(大きな総合マーケット)で遊ぶ。

午後8時40分、山口県に入ってすぐの道の駅『ゆとりパークたまがわ』に着く。

途中、進行方向の空に半分かけた月が浮かび、右手の日本海の沖合いに
漁火が並んで美しかった。

この道の駅で眠ろうと思ったが、なんだか眠れそうもないので走ることにする。
午後10時5分に出発して52分に萩の道の駅『萩しまーと』へ着く。
ここで車泊。





8月4日 午前6時20分 山から太陽が上がってきた。 今日も暑そうだ。

萩の町


路地をゆっくりと走る。
ジョイフルというファミレスに初めて入る。
今まで町に入るたびにあったので、気になっていた。
モーニングを食べる。 安いなあ〜〜。

武州多摩の人間としては長州藩の本拠地である萩の街中はなんかそわそわする。 笑

高杉晋作の誕生地辺りを散策する。
城下町、石垣が続く道。 タイムスリップしたような町並み。
少しづつ、新しくなっているようだがまだそこに人が住んでいるのが凄い。

 

クリックするとトップページのいろんな話へ行きます。 

村温泉奥津温泉パラゴン天神そば真賀温泉湯原温泉
三朝温泉琴ヶ浜温泉津温泉有福温泉長門湯元温泉

湯村温泉 『薬師湯』

露天風呂として入りたいが、これは足湯です。

7月30日 雲が多いものの晴れている



もうすぐお昼。
今のところゴロンとのんびりとしている。
ひぐらしやアブラゼミ、いろんなセミが精一杯鳴いている。
ちょっと扇風機が欲しいくらいの暑さ。
今まで何度もこんなことをしている。
幸せ。
けど、いつまでもは続かないんだなあ。
いつか僕も死んでこの世からいなくなってしまうんだ。
不思議だ。

暗くなってしまったが、湯原温泉 砂湯へ行く。

ここは無料の露天風呂。
奥にはダムのコンクリートの高い壁がそそり立つ。

露天風呂は先日の大雨によって砂で埋まってしまい、
復旧するのに5時間もかかったそうだ。

老若男女、数人の先客がいる。
脱衣所は無い。 ライトで照らし出される中、てきとうに脱いで温泉に入る。

長寿の湯・美人の湯・子宝の湯と3つある。
長寿の湯が熱い。

焼きナス

大きなナスに切れ目を入れて、こんろに網を乗せて焼く。
少し柔らかくなってきたら味噌を入れて、またしばらく焼く。
身がとろとろになったら、味噌と混ぜ合わせて食べる。
シンプルながら絶品です!

8月2日 朝から日が照ってる 晴れ

岡山の山村


山村の朝は早い。
午前6時から村のあちらこちらに
設置されたスピーカーから大きな音で音楽が流れる。

どこだったか忘れたけど、
朝、昼、夕、午後10時とサイレンがけたたましくなるところがあった。
山仕事、畑仕事する人にとっては便利だと思うが、
夜遅くのサイレンは要らないだろう。
寝ろ!か、やれ!の合図だと思うが、、、。
まるでキリングフィールドだ。 管理されるのもほどがある。

歌いなれたウグイスがいい声で鳴き、ヒグラシが悲しそうに鳴き、
ツバメの親子たちがさえずり、日が少し高くなってくるとアブラゼミが元気よくシャウトする。

露出している手足がいつのまにか虫刺され。
左腕4ヶ所、右腕2ヶ所、左足6ヶ所、右足1ヶ所。
いつまでも痒いやつ。 まあ僕にとってお得意だけど。

昼過ぎに西へと岡山県の東粟倉を出発。

三大鳴砂 琴ヶ浜

山陰の夏の海岸はまるで南の島のように美しい

有福温泉の入り口

高杉晋作 誕生地

長門湯元温泉 共同浴場 恩湯

ここもお気に入りの温泉だ。
朝6時から入れて、地元の人がひっきりなしにやって来る。
大人140円 小人60円

アルカリ単純泉 無色透明 ちょっとツルッとした肌触り。
泉温は38,9度、熱からずぬるからずで長い時間入ってられる。

浴場の脇の路地を上がってゆくと、もうひとつの共同浴場の礼湯がある。
こちらは朝9時からの営業となる。

奥から見た、洗たく場

橋の両側にその地区の方、専用の共同浴場があります。

洗たく場でいっしょに入っていた人の話によると、
2007年3月頃に、この無料共同浴場が取り壊されるという。

この話が本当なら、とても残念だ。
どうやら、このところ流行の市町村合併の影響らしいが。

JBL パラゴン

天神そばを完食してほどなく、2軒目のラーメン屋『商人』へ行く。

男女湯 大人150円

幕湯 (源泉) 250円

湯はぬるめで肌触りが良い。

湯原温泉 砂湯

三朝温泉 露天風呂 『 河原風呂 』 無料

やっぱりここも寄って行こう。
橋の袂にある明るい無料露天風呂。

すだれで仕切られた脱衣所はあるが、めちゃオープン。
近くに駐車場が無いので、少し遠くに車を停めて歩くしかない。
いい温泉です!

長門湯元温泉の路地

引越し、建替え時の整理品、不用品を買います!
骨董品・美術品・茶道具・古道具・その他いろいろ
お気軽にご相談ください!
古道具 古賀

外から見た、洗たく場共同浴場

1番へ2番へ3番へ分岐点へいろんな話へ

入り口側から見た、洗たく場

共同浴場 恩湯 階段を下りたところに洗濯場がある。
左側の路地を上がっていくと礼湯がある。

対岸から見た洗たく場