家の解体・引越しの整理品・古い物を買います! 古道具古賀

安くて美味い。これなら最強を名乗ってもいいかな。
ここにしか無い単独店かと思ったら、あとで那覇で見つけた。
な〜んだチェーン店だ。 東京にも出来ればいいのに。


南部へあてもなく向かう。

全国名水百選に選ばれた垣花樋川(かきのはなひーじゃ)近くの名も無いビーチで遊ぶ。
誰もいない。


三角岩を通り抜けると神の島・久高島が見えた。







ただ歩いて見るだけだと、あっという間に終わってしまう。
時間があればガイドさんといっしょに勉強しながら回った方がいい。

残念ながら僕には何も感じさせてもらえなかったが、
シンプルな御嶽には真実がある。












思ったよりも時間があるので、本島中部のうるま市にある海中道路へ向かう。

行ったものの天気が悪く、景色は寂しい色合いだった。
そして時々バケツをひっくり返したような雨が降った。

お腹が減って、途中に気になった最強食堂へ遅めのランチを食べに行った。

2011 夏 沖縄の旅

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行き止まりの集落、平野へ向かい、左へ入る道を見つけて入って行った。
その狭い道を奥へ入っていくと、歩いて海岸へ抜けれるようなところがあった。
その近くになんとか車を停めた。
木々の間を通る細い道を抜けると、美しいビーチがあった。

太朗さんの工房を後にして、平久保崎へ向かう。
駐車場に入るといっぱいなのですぐに出発。
道を下っていくと左側にきれいな海が見える。
砂浜も見える。 あそこに行ってみようか。

宿へ帰ってきた。

あ〜お腹が減った。
今夜は、以前食べそこなった台湾料理の美好へ行こう。
石垣島の中心商店街、「ユーグレナモール」旧あやぱにモールそばの路地にある。
台湾出身のおばちゃんが一人で切り盛りしていて、きたなトラン的なお店だ。

観光客向けのお店はどこもそこそこ客が入っているが、
美好の戸を開けると誰もいなかった。

いろいろと注文したけど、焼きビーフンとしゅうまいが絶品。
おまけに出してくれた胡瓜の漬物とレンブの梅酢がけも美味しかった。

巨大マンゴー「玉文」とおやじさん
いつか食ってやる〜〜〜!


満たされた気持ちのまま、底地ビーチへ行く。
あれ〜、ずいぶんと廃れた感じがする。以前はもっともっときれいだったのに。
ビーチの一部にクラゲネットが有り、観光客がその中で遊んでいる。
潮が引いていて、クラゲネットの中は沖へ向かっても深さは股下ぐらいだ。
凜が海に入りたがってうるさいので、水着に着替えさせて浮き輪を膨らまし遊ばせた。
独りじゃつまらないと、僕に海の中で浮き輪を引っ張らせた。

「お父さん、あの浮玉の所まで行って!」
指さす方を見ると、沖のネットそばにぽっかりとプラスチック製の浮玉が浮いていた。
僕はそれを目指して進んだ。

あれ?

浮玉が流されている。

あっ!浮玉が宙に浮いた。
と思ったら浮玉はおじさんの頭だった。

「あれ〜? お父さん、浮玉が無いよ〜」とよそ見していた凜が言った。
僕は小さな声で、あの浮玉はおじさんの頭だったよ。
2人でこっそり笑った。

7月26日

石垣島へ飛ぶ。

夏休みになるべく安く沖縄へ行こうと思うと、
スカイマークのスカイバーゲンが一番安く、出発の日の2か月前から飛行機チケットの予約を取らなくてはいけない。
早いもの順の午前9時受付スタート。
4台の電話機で一斉に掛けるがなかなか通じない。
ネットの空席情報の格安席がどんどん埋まって行く。ハラハラドキドキ。
結局、一番安い席は取れなかったがチケットは購入出来た。

八重山(石垣島)へ行くには、この日の前に那覇ー石垣間の格安飛行機チケットを購入していなくてはならない。
2か月前の前日までに、予約だけでなく支払いもしなくてはいけないのだ。
なんだか、高校入試の私立の入学金を支払うシステムみたいだ。

せっかく遠くへ行ったのに、飛行機で帰ってくるとあっけないので、那覇からマルエーフェリー飛龍21に乗って、
東京へ帰ってくることにした。

本当は、片道切符であとは適当にってのが理想だけど、残念ながらそうもいかない。

僕の体内時計はもう何年も早回りしてるから、あ〜だこうだしているうちに、
あっという間に出発の日になってしまった。

家族4人で慣れない重いバックパックを背負って電車の乗り換えはつらいと考えていたら、
近くの吉祥寺駅から羽田行きのリムジンバスが走ってた。
電車より数百円高い1、200円 子供600円 これ幸い。少し早めのバスに乗る。
どうせ空いているだろうなと思ってたらバスの乗客はほぼ満員になった。


空港カウンターの受付をしていた女性が、客室乗務員になっている。
スカイマークは少数精鋭でカッコイイ。

那覇へ近づき高度を下げはじめると、僕の耳は気圧の変化に対応出来ずめちゃくちゃ痛みだした。
と同時にあちこちの席で子供が泣きだした。 
子供の耳も対応出来ないのだ。痛いよなあ〜本当に。
口を大きく開けたり、唾を飲み込んだり、潜水の耳抜きみたいのをやってもだめだった。


那覇空港へ着いたらまずは、A&W(エンダ―)へ行きルートビアを飲む。
あいかわらずサロンパスやバンテリンみたいな味が口いっぱいに広がって美味しい!
やっと沖縄に来たって感じ。

ゆいレールに乗って見栄橋駅まで行き、徒歩で泊港そばの沖縄船員会館へ行く。
ここはホテル並みの設備で、家族4人で一万円以下で泊まれる。お気に入りだ。


7月25日 月曜日

今日は朝からレンタカーを借りて、斎場御嶽(せーふぁーうたき)を見学に行く。
琉球最高の聖地だ。 
那覇市から東に太平洋側へ抜け、知念半島をぐるりと回って到着する。
カーナビがしっかりと道案内してくれるから安心だ。
走行距離は約26キロ 時間は1時間弱。
もうすぐ斎場御嶽というところの地念海洋レジャーセンター辺りは、
コーラルグリーンの海が美しく、
すぐ手前にコマカ無人島があり、その先には神の島、久高島が浮かんでいる。

斎場御嶽の無料駐車場へ停め、足元が悪いとどこのガイドでも書いてあるので、
島サンダルからスニーカーに履きかえた。
駐車場から上がるとすぐに緑の館セーファという管理棟があり、
入館料大人200円 子供小中100円を払って入る。

開館時間9:00〜18:00 ※入館は17:30まで
定休日 12月29日〜1月3日



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台湾料理 美好 石垣市大川215 11:00〜22:00 日曜日定休

街へ帰る前に米原ビーチキャンプ場へ寄ってみた。
昔の面影は無い。





レンタカーを返却する前に、マックスバリュへ買物に行く。
たまたま水曜市で全体的に安い。
ランチョンミートがなんと178円。3個まで買う事が出来る。
買うっきゃないでしょ!

ドロドロっとした飲み口、生姜が入った味

安売りのランチョンミート美味い!

行き止まりの集落 平野

やっぱ、誰もいない のんびりと遊ぶ。

自宅兼ギャラリーとなる建物                           窯場となる建物
ほとんど自分で造っている。 
来年の春にはこっちに移ってきたいようだが、
内部がまだまだなので厳しいんじゃないかなあ。
いろいろ大変だろうけど、いい感じで生きている。
僕も頑張ろう。

平久保崎に向けて走っていると、奥さんから聞いていたような白いトラックが前からやって来る。
僕はすれ違う前から、窓から腕を出して大きく手を振った。
すれ違う時、運転している男性が不審そうにこちらを見てた。
僕が車を停めると、数十メートル後ろでトラックも停まった。
僕が駆け寄るとトラックがバックしてきた。

「太朗さんですか?」と声を掛けると、やっぱり太朗さんだった。

太朗さんは、車の向きを変えて建築中の家と工房を見せてくれるという。

小鉢が可愛かったので家族それぞれ購入。

石垣島最北端の平久保崎近くで家を建てていて作業中の太朗さんに会いに行くことにする。
もしかすると行き違いになるかもしれないので、奥さんに車の特徴を聞いた。

庭から空を見上げればこんな感じ

子供たちは、懐かしいメロンアイスを御馳走になってます

行ったら、太朗さんは外出中で奥さんが店番してた。

ゆったりとした空気の流れ、心地よい空間があった。

いいなあここ。

やちむん屋 太朗窯



明石食堂のすぐ近くに、陶芸家の工房がある。
お腹が落ち着いた所で初めて訪問した。

陶芸家の太朗さんとは会ったことはないが、何年か前から知っている。
というのは、
僕が30年ぐらい前に西表島鹿川湾で会ったきり消息不明だった日野さんが生きてるよ!
と、太朗さんがメールを送ってくれたのだ。

太朗さんが鹿川のことを検索してて、僕のホームページが引っかかり、
鹿川の話の所に載せてる写真を見て先輩(日野さん)が写っていてびっくりしたようだ。

僕の頭の中でフラッシュバックを続けていたソーキそば。
やっと食べられる。

民宿さくまの夜は、カエルの大合唱と隣の部屋のおじさんのいびきで更けてゆく。









7月27日

午前10時半に明石食堂へ到着。一番乗りだ。
移転してお洒落な建物になっている。すぐ隣には民宿まで作っている。
もうかってまんがな。

開店11時に近づくとぞくぞくとお客さんがやって来た。

たぶんフラッシュゴールド

パインの料金、4人で2,000円也


ここのおやじさんは、八重山で最初にパインを作り始めた人だ。
今も精力的に作っている。
その昔、具志堅用高さんが高校生の時にバイトに来てたそうで、
それ以来ずっと仲良く付き合っているという。

おやじさんは話しが乗ってきて、
具志堅さんもびっくりしたというマンゴーを見せてくれるという。

紙袋を抱えて戻って来たおやじさんは、
テーブルの上で大事そうに袋から取り出したマンゴーをドヤ顔で見せてくれた。

うわっ、でか!!
色、形はアップルマンゴーだが、サイズが半端じゃない。

夕暮れの川平湾は静かで良かった。

マンゴーの名は「玉文」
まだここでしか作ってない新しい品種だ。
果肉はしっかりしていて、糖度は23度あるという。
1個1万円也

食べるのに夢中になったため写真を撮り損なったが、
桃の味がするまさしくピーチ、まろやかなクリーム、こがね、フラッシュゴールドと
5種類のパインを食べさせてもらった。
ピーチがめちゃくちゃ美味しい!
その間、ちびっこ凜ちゃんが舌がピリピリするといってそうそうにリタイア。
麦も妻も美味しいが、舌が痛くてギブアップ。
僕も最後の方は舌が痛くなって感無量。

那覇空港から―――――――→石垣島へ



昼過ぎに石垣空港へ着いたものの、日が長いし時間がたっぷりある。
タクシーかバスで市街地に向かおうと思ってたが、
急きょレンタカーを借りることにする。
空港には多数のレンタカー屋さんが、プラカードを持って立っている。
その数人に借りれるかと尋ねたら、軽自動車は無いとか空きが無いとか
レンタル料が高かったりと話にならない。
どこもいっしょだろうと思ったのが大間違いだった。

明日一日借りる予定のマツダレンタカーに電話したら、1台用意出来るという。
しかもネット予約の追加という事にしてくれて料金も安い。
20分ぐらい待ってると迎えに来てくれた。

あいにく軽自動車が無いのですが大丈夫ですか?と聞かれた。
もちろん、軽自動車の料金で。
僕の方は問題無い。

レンタカーはレンタル代とは別に任意で万が一の事故時の保険に入る。
免責補償(1日1、000円程度)に入るのが普通だ。
ただこの免責補償は曲者で、事故を起こした時、走行可能なら2万円の支払い。
走行不能なら5万円を支払わなければならない。
これで痛い目に遭ってる人がけっこういる。



石垣のマツダレンタカーは免責補償込みの料金で安く借りられ、
万が一の事故の場合の2万もしくは5万円を負担してくれる保険も1日500円で入れる。
お金に余裕が無い僕らには安心だ。

まずは西表島ミトレアキャンプ場で使うカセットガスボンベや食料を買いだしに、
空港近くにあるホームセンターメイクマンへ行ってみる。
しっかりとした品揃えで、余計な物まで買ってしまいそうだ。

楽天トラベルで2泊の予約をした赤瓦の平屋の民宿さくまへ行った。
素泊まり1泊大人2500円
エアコンは無料。1棟に3部屋ある。 
隣の部屋と襖1枚隔てているだけなので、音はまる聞こえできつい。
まあ親戚の家に泊まりに来たと思えばいい。
室内は古民家という感じはしないので、あまりイメージを膨らませないように。
けれど、管理人さんはとてもいい人なので、また行きたくなる。




パイナップルを口が切れるほど喰う。
僕の目的の一つだ。

名蔵湾を左に見ながら川平方面へ車をしばらく走らせると、
パイナップルの、のぼりが立っている石垣観光パイン・マンゴー園がある。
営業してるのかしてないのか判らない。
車を木陰に停めて、ビニールハウスの方へ歩いて行くとおやじさんが作業していた。
すみません、パイナップルを食べたいのですが?と尋ねると、
ちょっと聞いてくるね!と言って違うビニールハウスへ入っていった。
程なくしておやじさんが出てきて大丈夫だと言った。
そして、その木陰にある木製のテーブルとベンチで待っててねと手を差した。

僕らが座って待ってると、おばちゃんがパインをかかえてやって来て、
次々と食べやすいようにカットしてトレーに載せて運んでくれた。
まずは昔からのパイン。
酸味が強いが甘くて美味しい。

海の上を走っている気がしない。
けど、天気が良ければきれいな景色が待っているはずだ。

滑りやすい石畳を上っていく。