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モドル
このページは岩尾別温泉三段の湯ーセセキ温泉ー相泊温泉ー薫別温泉ー尾岱沼ふれあいキャンプ場
ー川北温泉無料露天風呂ー開陽台、養老牛温泉『からまつの湯』ー池の湯ー納沙布岬ー鈴木食堂
ー根室車石ー霧多布−襟裳岬−ヌンプトムラウシ温泉ー然別峡露天風呂群(鹿の湯、チニカの湯など)
ー道の駅『ピア21しほろ』へと続いています。
8月8日 月曜日 晴れ
朝から岩尾別温泉『ホテル地の涯』駐車場奥にある無料露天風呂『三段の湯』へ入る。
熱からず温からず適温でいい湯でした。
羅臼温泉 熊の湯は入浴者がいっぱいでパス。
知床横断道路を降りると羅臼の町だ。
87号知床公園羅臼線に入る。 昆布漁の最中で、浜のいたるところで昆布干しが見られる。
国後島がよく見える。地図では小さく感じるが、肉眼では果てしなく続いて大きな島だ。
国道335線国後国道を標津町方面へ走った。
薫別川を何気に渡って、薫別? あそうだこの近くに温泉があるはずだ。と思い出して
地図を見て、一番近そうな道は行き過ぎてしまったが北五線を入っていく。
とくに大きな理由は無いが根室を目指す。
遠回りになるけど、ガソリン安売りのモダで給油するためにまた中標津に戻る。
TOBUの新しい大きなショッピングセンターを見つけたので給油後、
ショッピングしてマクドナルドでハンバーガーを食べる。
夜の10時過ぎ、根室方面へ走り続けるが霧雨が降り続き、
周りは何も見えず走りやすい道だが、ここはどこ?って感じだ。
午後11時に道の駅『スワン44ねむろ』に着くが
駐車場はいっぱいでいい所に車を停められなかった。 車泊。
コタンから国道243号〜虹別で13号中標津標茶線〜中標津から8号パイロットロード
〜別海から国道243号線〜厚床から国道44号線を走りました。
走行距離 3227.6キロ
8月10日 水曜日
AM7時45分 道の駅を出発
AM8時36分 日本最東端 納沙布岬 到着 霧がいっぱい。
納沙布岬灯台
北海道灯台発祥の地
ボーッ、ボーッと霧笛が鳴り響く
せっかくここまで来たのだから花咲蟹を食べたい。
せめて花咲蟹の鉄砲汁でもいいから。
岬にも何軒かお店があってどこへ入ればいいか迷ってしまう。
どうせなら美味しく食べたい。
きっとどこで食べてもいっしょだろうけど、、、。
けっきょく、知床で知り合った旅行者が薦めてくれた本
『0円マップ北海道ツーリングGO!GO!』
無料スポットだらけ!読者1000人のくちこみ情報というライダー用のを
中標津のショッピングセンター内の本屋さんで買って、
その中に書いてあった『鈴木食堂』へ入ることにする。
ちょっとピンぼけ。
活きた花咲蟹を水槽で選んで。
内子も外子もいる雌のカニ。
けっこう大きいのに4000円。
相場はわからないが、安いと感じて
注文する。
母子の像
チリ地震 津波の被害の鎮魂の記念像
霧がたっぷりの霧多布岬。
な〜んも見えない。
PM12時17分 走行距離 3373.3キロ
霧多布温泉 ゆうゆ 浜中ふれあい交流保養センターで入浴してゆっくりする。
大人500円 小人250円
お風呂も休憩所もきれいで良かった。
厚岸の先にある尾幌のヨーダ商店のカキ弁当577円が美味しいらしいので
電話で問い合わせたところもはや売り切れでした。
朝に予約を入れておかないと無理なようです。0153−56−2020
霧多布から厚岸までは森林帯の中の道でアップダウンを繰り返す気持ちの良い道。
厚岸の道の駅『厚岸グルメパーク』にて昼寝をしてしまい夕方になってしまう。
釧路で待ちに待ったモスバーガーを食べる。
PM7時30分出発 走行距離 3473.9キロ
市街地以外はずっと霧
国道38号線を走り、浦幌から336号線ナウマン国道へ入ると、
ぐっと交通量が少なくなる。
というか時々しか車にすれ違わない。
霧の中、黙々とドライブする。ビル・エバンスがよく似合う。
55号線から大樹町の市街に入り道の駅『コスモール大樹』に到着。
PM10時 走行距離 3610.9キロ 車泊する。
8月11日 木曜日 曇り 空気はぬるい
AM5時40分 出発。 襟裳岬を目指す。
黄金道路は道が細く険しいイメージだったが、
新しいトンネルがたくさん作られていてスムーズな道となっていた。
漁師さんが昆布漁をしている。
百人浜あたりで鹿5頭が横切り、車の速度を落とす。
襟裳岬 AM7時前に到着
走行距離 3685.1キロ
岬に生息しているアザラシを見たくて双眼鏡を持って遊歩道を歩いたが
やっぱり霧で何も見えなかった。
蛾が大量発生していて飛び回っていて気持ち悪かった。
駐車場の片隅で、三河ナンバーのベンツのワンボックスカーから
中学生ぐらいのお姉ちゃんを筆頭に妹弟の3人が車から降ろされて、
たぶん父親と思われる作務衣を着た男に怒鳴られている。
ひどい怒られ方をしている。
どうしたんだろう?
母親はいないようだ。
お姉ちゃんが泣きそうな顔してどこかに電話をさせられている。
僕等の場所からは会話は聞えない。
小雨が降ってきた。
そうこうしているうちに男は3人を置き去りにして車を走らせた。
え〜っ? どうしよう?
声をかけようか?
子供たちは少しづつ歩き出し売店の方へ向かった。
どうなるのかな? これはきっと父親がよく使う手だよなあ。
程なくして、ベンツが戻ってきた。
男が車の中から3人に声をかけている。
売店に入ってみんなで何か食べるのかなあと思ったら3人は売店の横から
裏のほうへ歩いていく。 どこへ行くのだろう?
まさか殺されたりしないよなあ。
ここまで観て僕は車を走らせた。
帯広にモダで給油のために行き、スーパーでお弁当を買い込んで
昔、沼ノ原温泉。今はヌプントムラウシ温泉と呼ばれている
無料の露天風呂へ行こう。
75号帯広新得線を走り屈足(くったり)から718号忠別清水線へ入る。
1本道。道のりは長い。
曙橋というところから718号線から別れて林道へ入る。
入口はわかりやすいが、この先で左に上がって行かなくてはならないところが、
間違いやすい。 まっすぐな道の方が電線も通っていて主道に見えるからだ。
14年前に来た時も間違えて酷い目にあったのに、
今回も少し入り込んでしまう。
間違いに気づき、Uターンしていた時に札幌ナンバーのワンボックスカーが入ってきた。
車を停めて、温泉へ行くのかと尋ねるとそうだと言う。
はじめて行くという。
たぶん間違いだと思うけどと僕が言うと、電線が通っているからこっちで間違いないと
そのまま走っていった。
PM1時前にヌンプトムラウシ温泉に到着。
途中、4駆がかっとんで来て危うくぶつかりそうになる。
車もバイクもけっこう入っているので、ブラインドではスピードを落としましょう。
曙橋から温泉まで約15.5キロ およそ30分。
相泊温泉
87号をさらに奥へ進むと海岸にブルーシートの小屋掛けが見える。
ここの湯も熱いが水がある。木枠に背をもたれていると熱い湯が出てくるところがあり、
アッチッチです。
いちおう男女別になっているので家族全員で入る。
天気も良いし、あ〜気持ちが良い!
鉄砲汁 500円
これはこれで美味しいけど、
どうせならカニ食べたい!
露天風呂近くの噴泉塔
熱湯が噴出しています。卵を買ってくれば良かったなあ。
一風呂浴びて、木陰においた車の中でお弁当を食べる。
アブは脱衣所や車を少し暗くするとあまり中へ入ってこないような気がする。
のんびりしているとさっきのワンボックスカーがやってきた。
前回僕はどんずまりまで行ってしまったが、
引き返してきたバイクに間違えを教えてもらって戻ったようだ。
奥様と二人でご入浴。
これから行こうとしている国設然別峡野営場が熊出没のために閉鎖していると、
ライダーからか聞いた。
う〜ん、どうしよう?
行くだけ行ってだめなら近くの菅野温泉にでも入るかぁ。
東大雪湖、岩松湖と過ぎて593号屈足鹿追線へ左折。
瓜幕から85号、少し走って1086号へ。
しばらく走ると静まりかえる国設然別峡野営場が現れた。
セセキ温泉
岩盤のいたるとこから熱い湯が湧いている。
海岸の岩場に露天風呂が2つ。とても熱くて入れない。
見かねた地元のおばちゃんが水のホース入れてくれた。
もうちょっとで適温だってところで、今度はおじさんが来て湯に手を入れてもう大丈夫だ。
と言ってホースを抜いてしまった。
おじさんいわく、湯量が少ないのでいったん温くすると回復しなくなるから
あとから来た人が可哀相だろということ。
もっともだ!
が、めちゃくちゃ熱い。 けど、我慢して入る。(笑)
けっして水のホースは勝手に触ってはいけません!
8月9日 火曜日 晴れ
AM10時27分 キャンプ場を出発。
川北温泉無料露天風呂を目指す。
国道244号を走って金山というところから5キロ林道を入れば川北温泉に着くが、
僕の地図では国道と林道が接着してなく通れないと思い、
地元の人かダート好きのライダーしか通らないようなきつい林道を約10キロほど走った。
途中、同じような分かれ道があって思案中に
後ろから走ってきた地元のライダーに道を教えてもらうが、
最後の最後に曲がり角を間違え4キロも行き過ぎてしまった。
川北林道から笹の沢林道を走る。
開陽台
ライダーの聖地も今や観光バスがやって来る。
展望して帰ろうとした時、東京の仕事の知り合いが階段を上がってきたのを
見つけてビックリする。
奥様と観光ツアーでやって来たそうだ。
ここまで来たら養老牛温泉の無料露天風呂『からまつの湯』へ寄らねば。
505号線で養老牛温泉へ入ってそのまま通り過ぎると、
ダートになりそのまま道なりに走っていると、案内板があり左へ折れちょっと走るとある。
屈斜路湖
砂湯で遊ぶ。 何げなく入った水たまりがめちゃくちゃ熱くてヤケドしそうになった。
それから池の湯に入った。
ジャリがひいていない所は底に藻がたくさんあって
動くと藻が舞って身体にまとわりつく。
ここで群馬から来ているライダー二人と温泉の話の花を咲かせる。
温めでのんびりと入れる。
暗くなってきて和琴半島オヤコツ地獄など行けなくなった。
PM7時 走行距離 3080.2キロ
日本最東端の食堂
商売上手なおばちゃんとお姉さんらが
切り盛りしていますが、
気持ちよく食べさせてもらえます。
まず最初に足を何本か、湯引きした刺身で食べて、
プツプツと歯ごたえ味も良かった外子も食べた。
これは生臭さもなくほんと美味しかった。
それから全部ボイルしてくれて、おばちゃんが目の前で
ハサミでじょうずにカットしてくれる。
なぜか火葬場で骨が焼きあがって、これが喉仏です。
って光景が重なり合う。って感覚は変ですね。(笑)
身は甘く、ミソもこんなに美味しいと思わなかった。
家族で最後の最後まで食べ尽くす。
あ〜〜美味しかった!
小さめな露天風呂が3つ並んでいる。
ひとつは熱いが2つは適温だったので気持ちよく入る。
3つのうちのひとつ
湯加減はちょうど良かった。
おじさんは地元の町議員をやっていてキャンプ場を利用する人たちの
生の声を聞きに来たのに閉鎖していたんでビックリしていた。
おじさんはいろいろと話してくれるが、
Tシャツで半ズボンの僕は、
小さめの黒っぽいアブに襲われて刺されないようにタコ踊りをしながら聞いていた。
なんだかふざけて話を聞いているようで悪いと思って静かにすると、
すぐさまアブが手足にとまってチクッとする。すぐさま、タコ踊りを開始。
スズメバチに似た大きなアブよりもこの小さい方が、攻撃がしつこく厄介だ。
おじさんはアブごときはへっちゃらだ。
PM4時25分 走行距離 4013.8キロ よく走ったなあ〜。
明日のために帯広へ給油に戻る。
途中、日帰り温泉センター、『しみず温泉フロイデ』に寄る。
大人400円 小人200円
PM7時37分 帯広、モダ石油にて給油。 走行距離 4095.8キロ
近くのコンビニでお弁当を買って食べ、
PM9時 士幌町 道の駅『ピア21しほろ』に到着。
小さな道の駅だ。 ここで車泊。
林道を5分ぐらい歩く。以前はここまで車が入れたようだ。
砂袋を積まれた所を越えてけもの道を入っていく。
家族には車で待ってもらっている。
今にも熊が出そうで独りでは心細い所だ。
まずはキャンプ場の鹿の湯よりさらに奥にある、
ピラの湯、チニカの湯、テムジンの湯と呼ばれている露天風呂を探す。
キャンプ場を左手に見て林道を進む。
5分ぐらい走るだろうか、右手下をよく見てると砂防ダムが見える。
これが目印となる。(僕は砂防ダムがなかなか見つからず行ったり来たりしたけど)
僕は車を停めて、草むらの中を降りていった。
熊が出そうで怖い。
石を拾っては投げて歩いた。
砂防ダムすぐ下にひとつ見つけたが、ドロドロでこりゃあ入りたくない。
草むらを降りたところに車が入れて置ける場所があったので、
車に戻りキャンプ場方面に少し戻って、ガタガタの道を入っていった。
ここなら川まで近くだ。
少し離れたところに大きめの露天風呂がある。
湯は白濁、熱め。
鹿
西三号というまっすぐな道を走って野付国道へ入り標津町へ
休憩を兼ねて、北方領土館(無料)へ入る。
館内は日本時代の国後、択捉島の写真などを展示してあり、2階には無料の双眼鏡が設置してある。
これを覗くと国後島がよく見えて、崖の上に建物のようなものが見えた。
受付のお姉さんが美人でビックリした。
初めて霧の摩周湖を見る。
27年くらい前の話だけど、裏摩周展望台から摩周湖へ降りたこともあった。
そして、裏摩周展望台で野営して釣り人に摩周湖で釣ったヒメマスとザリガニを
ご馳走になった。 とても美味しかった。
美味しいカニを食べさせてもらったので、
お正月に食べれる幻のカニ『いばらがに』とイクラの醤油漬けを予約してしまった。(笑)
根室車石
放射状に広がる玄武岩。 国の天然記念物です。
花咲港の突端の花咲岬にあります。
根室半島をぐるりと回るはずが、間違えて歯舞地区の方を往復する。
根室駅辺りから142号線根室浜中釧路線に入る。
142号線は初田牛あたりからは北太平洋シーサイドラインとなり、
浜中まで右手にあちこち沼が点在し、馬が放牧されて、
左手には海が見える美しいところだ。
この時は霧が深く遠くを見渡せないがそれはそれでいいかあ。
いい気持ちで露天風呂群をあとにしてキャンプ場を見ると
ヌプントムラウシで見かけた三河ナンバーの兄さんとおじさんが
タオルを持ってキャンプ場へ入っていく。
これは便乗しよう。キャンプ場の中を通り過ぎて川に出ると鹿の湯があった。
羅臼岳
三段の湯からさらに15メートルほど奥へ行くと小さな滝見の湯がある。
ここは熱めの湯になっています。
AM8時 2696.1キロ
7月13日から〜9月20日までカムイワッカの滝方面は一般車の立ち入りが禁止になっていて
専用のバスに乗り換えなくてはならない。
人が多そうだし、めんどくさいので4回目のカムイワッカの滝の入浴は断念する。
知床自然センター〜知床大橋
往復で大人1180円 小人600円
知床横断道路 知床峠にて朝食。
ひっきりなしで観光バス、乗用車がやってくる。
わずかに残雪があり羅臼側の海には国後島が見える。
野付湾が見渡せる。
走行距離 2869キロ
夜、テントの横をキツネが通っていった。
いろんな大きさのアブがブンブンと出迎えてくれる。
急な斜面を降りていく。 ロープが吊るされているが用心しながらそれをつたわっていくと
渓谷の斜面に岩をくり抜いた気持ちの良い温泉が待っている。
薫別温泉
手を入れると湯は熱い。
バケツがあったので下の川から水を汲もうとしたが大変だ。
写真では川は間近だが、2、3mくらいの高さがある。
秘湯マニアには怒られるけど、手と顔を洗っただけでした。
川の上流にもうひとつあるのを忘れていて確認しなかった。
残念!
道のずっと先に、路面が濡れた様に見えるところがあり、
近づいていくとシュワシュワとした感じで消えてゆく。
いつも何げなく見ていたけど、よくよく見ていると本当に不思議だ。
麦に教えてからは二人で陽炎探しを楽しんだ。
PM12時11分
川北温泉 無料露天風呂
脱衣所もお風呂も男女別だが丸見えです。
湯は透明で熱いが水のホースがある。
味はしょっぱい。
ここもいい温泉なのにアブ達が襲撃してきて
のんびりと入れない。
国道244号から744号線へ入り給油のためにモダ石油がある中標津町へ行く。
ダートなこんな道も少なくなってきた。
以前は営林所の管轄だったと思うが、今はどうなんだろう?
湯は相変わらずいい感じだが、
なんだろう? 存在がちょっとスレた感じがするのは気のせいかな。
なんか悲しいなあ〜。
885号北二十五線からパイロット国道で摩周から52号線で摩周湖へ
池の湯
昆布漁
車を停めた辺りから、川向こうに脱衣所の小屋が見える。
湯はいいです。
スズメバチに似た大きなアブ君が湯船脇の岩にセミ君のように
たくさんくっついていて来客をお待ちしています。
川向こうにもこじんまりしたいい感じの露天風呂がある。