とまりん
とまりんから見た離島行きの船たち
タラップ
パックリと口を開けたニューくめじま
渡名喜島辺りですれ違う久米島からの船
甲板のベンチから見た船室
やっと見れたコーラルグリーン
渡名喜島接岸前

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糸数民宿に帰ると、ヨシボーさんが夕食は7時頃からだという。
シャワーを浴びて準備完了。
お腹ぺこぺこいつでも食べられる。
7時半頃になってもお呼びがかからない。
麦を1階の食堂へ偵察に出すと、まだテーブルには何も準備されてないという。
8時近くになっても食事のお呼びがかからない。
今度は妻が偵察に行った。

するとすぐに、ダダダダダと階段を上がって来て、もう食べられるってと言った。
じつは7時には食事の準備が出来ていたそうだ。
僕らの方が、シャワーやらなんやらで準備してたので、
急がせるのもなんだと思って呼びに来なかったらしい。笑

調理場から、一人ずつ大きめのお膳に乗せられた料理が運ばれた。
一人で切り盛りしてるから、僕らは調理場から手渡してもらい、ご飯をよそった。
お膳に乗った料理だけでも十分なのに、さらに料理が出てきた。
いただきま〜すと食べ始めるが、なんかおかしい・・・。
うぬっ!!
美味すぎる。 どれをとっても味付けがいい。
お米もいい物を使ってる。
凄い! 
ヨシボーさん、タダ者ではないな。
1泊2食3,500円 完全にKOされました。

「海人とーちゃんの元気が出る絵日記」にも美味しいと書かれていたけど
まさかここまで美味しいとは・・・・ほんとびっくり。

ごはんもおかわりして、これでもかと食べた後、
飲みますか?と泡盛を御馳走になる。
久米島の泡盛といえば久米仙が有名だが、久米島にはもう一つ米島酒造という酒造所があり、
そこのお酒の「久米島」を戴く。
美味しい。 このお酒は島内消費80%だという。
しばらくして、関西出身の女性が遊びに来ておばあも食事をしだしたので、
タイミングをみて部屋に上がった。

 

次女の凜は沖縄へ来る前から海で遊びたいってずっと言ってたから大喜び。
お風呂で水中メガネの練習をしたものの、怖がってぜんぜん出来なかった。

海に来ても、怖がってなかなかやろうとしなかったが、
魚を見つけたとたんに怖さを忘れて、
水中メガネを装着し、シュノーケルをくわえて夢中で海に顔をつけて遊びだした。
時々、メガネに溜まった海水を抜いてやったりしたけど。

子供って、いきなりいろんな事が出来るようになるのでびっくりする。

7月28日 水曜日 雨、曇り、晴れ ずっと風が強い

朝8時に食堂で朝食を食べてると、バードアイランドから電話が入った。
今日は海が荒れているので、「はての浜」行きは中止にしましょうということだった。
明日、天候が回復したら行きましょう。

急きょ、レンタカーを借りようとOTSレンタカーの営業所に行ってみる。
軽自動車はすべて貸し出されて、1000cc以上の車ならあるという。
午後6時まで借りるといくらぐらいなの?と尋ねたら、6千円ちょっとだった。
う〜ん、高いので諦める。レンタカーはネットで予約するべし。
それじゃあ、この辺を歩いて見て回ろう。

鳥島漁港を歩き、芝生の広場で駆け回る。

糸数民宿の部屋から見える景色

時間つぶしのために入ったホタル館であったが、
おもわぬ濃い時間を過ごさせてもらった。


米島酒造へ着くと、ちょうど女性2人の見学者が終わって出てきたところだった。
こんなタイミングで、今まで説明をしていたと思われる酒造所のお兄さんに見学させてくれませんか?
と言うのは悪いかなあ〜と、思いつつも声をかけると、
気持ち良く、いいですよ!と言ってくれた。

泡盛の原料はタイ米だ。
酒造所別に好きなタイ米を選べることはなく、同じタイ米を沖縄県内の酒造所に分けられるという。
酒造所の環境でそれぞれ味が変わってくる。
たとえば、風、蔵に棲みつく黒麹菌、蒸留機などで。

ここ米島酒造所はこじんまりしてる。
家族と数名の従業員ですべてを切り盛りしてる。
なんか雰囲気がいい。
いい気持ちの中で作られるお酒は美味しいに決まってる。

そういえば、なんでこの辺りが鳥島という地名なのかと思ったら、
沖縄硫黄鳥島の火山噴火のために明治時代に久米島へ移住してきた人たちが作ったからだ。
と、ヨシボーさんに聞いた。

話がずれるが沖縄硫黄鳥島には、秘湯「端の浜温泉」がある。



陽が出てきて暑くなってきた。
凜がヘロヘロになって泣きが入ってきた。
よし!どこかでかき氷を食べよう。
たしか、バイパス沿いにかき氷の旗を見た記憶がある。
坂を上っていくと、あじまー館があった。
いい感じのスペースで、ぜんざいなど食べれたが、
観光客しかいないし、
観光バスが停まり団体さんもやって来たので、ここはやめた。
たしか、もうひとつあったはず。
坂を下ったところだと思うけど、この暑い中もし無かったら非難ごうごうなので、
凛と妻を木陰に残し、麦を途中まで連れて行き、狼煙台の中継点みたいな役目を渡した。
下までとぼとぼ歩いて行くとやっぱりお店があった。
僕はYMCAを踊って麦に合図した。 ←これはウソです。ただ両手を上にあげて丸しただけ。

ちぃとぅ処 福屋 ここは、
特産の甘味噌を練り合わせて焼いたみそクッキーで知られる「しまふく」の工場に、
売店と喫茶コーナーを併設していて、
僕らは喫茶コーナーで水出しコーヒーやかき氷を頂いた。
アイスコーヒーが美味しかった。
甘味メニューの一部に学生割引があって、
子供たちはかき氷150円を美味しそうに食べた。
土産物も買えるし、喫茶もいいんでお薦めです。


昨夜はヨシボーさんに久米島(泡盛)を御馳走になったので、
米島酒造へ見学を兼ねて酒を買おうと行ったが、
午後の見学は2時からであと1時間以上もある。

どこへ行こうかと辺りを見渡すと「ホタル館」700mという案内板を見つけた。
行ってみようか?
凜を肩車して歩いて行く。
肩車はちぃとぅ処福屋からバイパスの坂を上り切った信号機からずっとしているから、
1キロ以上肩車をしている。 首が熱い。背が縮んじゃうかもしれない・・・。

ホタル館 大人100円 子供50円
建物に入るや否や、高校生のボランティアのお兄さんがやってきて
クメジマホタルの説明してくれた。
クメジマホタルは固有種で、
水生ホタルとしてはヘイケホタル、ゲンジホタル、クメジマホタルの3種ということだ。
ホタルに陸生と水生といるのは知らなかった。
陸生は幼虫も土の上で暮らし、水生は幼虫は水の中で暮らすということだ。

その他、ここホタル館はホタルだけではなく、久米島の昆虫や生物も扱っていて、
標本や写真パネルで知識を得ることが出来る。
いろいろとお兄さんに質問していると今度はホタル館の先生がやって来て、
お兄さんと入れ替わっていろいろと説明してくれる。

びっくりしたのは、空から見た久米島は驚くほど緑が少なかった。
ほとんどが農地になっているのだ。
ただし、昔から農地は多かったが、以前は水田で現在は畑に代わっているようだ。

水田の時代は川を大事にしていたが、今は垂れ流しの生活排水が流れ込む。
畑には農薬が撒かれ、その近くの虫の発生源と思われている森にも農薬が撒かれる。
生活のためだと言われるだろうけど、心が痛い。

1993年にクメジマホタルが見つかって以来、
少しずつ保護活動が広がり島の名物になってきているので、
ホタルの棲める環境の復活を目指していけば、
その他の生物も生き残れる可能性が高くなる。

子供たちがしっかりと学習して、美しい久米島を作ってもらいたい。

思ったより渡名喜島で降りる
久米島兼城港
とまりん内 久米島・渡名喜島 乗船券売所

     

つづく

米島酒造でもらった絵地図

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分岐点  いろんな話

波止場にはOTSレンタカーのプラカードを持った女性が待っていた。
その女性に声をかけると、待合所で受付をするという。
簡単な手続きを済ませて僕らが借りたのは黄色い可愛い軽自動車だった。
初めて借りる所のレンタカーは、ボディーの傷はしっかりとチェックした方がいいと思う。


さてどこへ行こう?
とりあえず荷物を置きたいので、糸数民宿へ電話を入れてみるが留守のようだ。
それなら明日、はての浜へ連れて行ってくれるバードアイランドへ食事しようと行ったが、お休みだった。
タコライスが食べたかったんだけどなあ。

糸数民宿のヨシボーさんから電話が掛ってきた。
今、留守にしていて5分後ぐらいなら戻れると言った。
なんだか忙しそうだったので、てきとうに食事してから行くと伝えた。

時間つぶしに、空港近くのシンリ浜へ向かった。

シンリ浜にはビーチを見渡す高台に無料の駐車場があり、
軽い食事が出来る建物にトイレと水シャワーが併設されている。
その奥の芝生の広場が無料のキャンプ場になっている。
事前に久米島町役場・環境保全課(098-985-7126)に予約が必要だが、
いい感じでキャンプが出来そうだ。

シンリー浜は潮が引いている。
リーフの外は海が荒れているが、リーフ内はじゅうぶん遊べそうだ。
いったん戻って、泳ぐ準備してまた来よう。

いよいよ糸数民宿。
看板も出てないので見つけづらい。 笑
電話を入れるとヨシボーさんが道に出て待っていてくれた。
プッ。ブログのヨシボーさんより男前だ。
優しそうで良かった。

久米島町観光協会 久米島情報ガイド

夢にまで見た「はての浜」が水平線に白っぽく見える。

     

甕に貯蔵して寝かせている。
甕一つ一つ味が違うそうだ。

久米島のメインストリート

久米島へ

再びシンリー浜へ向かう時、腹ごしらえのため、何気なく入った「お食事処ゆき」の
ソーキそばが美味しくってびっくりした。
麺は自家製、肉の味付けも良く軟骨もプリッと柔らかく食べられる。

酒瓶にラベルを貼っている。

潮の引いたシンリー浜

那覇泊港から久米島兼城港までは約4時間の航海となる。
僅かに4時間だと思っていたが、海が荒れ、飛沫や横殴りの雨を浴びたり
横になってもベンチの居心地が悪くて眠れなかったりできつかった。

予定より30分遅れの午後1時頃、兼城港に着いた。

お祭りのレース用のサバニ?

糸数民宿の部屋から見える景色

7月27日 火曜日

朝7時過ぎに船員会館をチェックアウトする。
すぐ裏の波止場には久米島行のフェリーが停泊しているが、
とまりん内の久米島・渡名喜島 乗船券売所で乗船券に換えてもらわくてはならない。

「とまりん」は、渡嘉敷・座間味・粟国・渡名喜・久米島・南北大東の
離島を結ぶ船舶が発着する泊港にある、複合的な旅客ターミナルビルの愛称です。
ビル内には、各航路の乗船券売場はもちろん、
日用品や土産品・衣料品等の販売店、沖縄料理店やカフェ、大型書店、
レンタカー営業所、郵便局、銀行ATM等があります。

朝食とちょっとした食料を買うため、とまりんを出て国道58号線沿いにある
ファミマとホットモット(弁当屋)へ行った。 ともに24時間営業だ。

7時30分に券売所が開いた。45分には乗船が出来るようだ。
弁当を食べてゆっくり行けばいいやと8時過ぎに乗船したら、
船室はもういっぱいだった。船室は冷房がきついから甲板のベンチでいい。
※船内は雑魚寝スペースと座席スペースがあり、
雑魚寝のスペースは人気があるので、出来るだけ早く行った方がいい!
毛布も無料で貸してくれます。