ヨシボーさんツアーが終わって、
糸数民宿に戻ってきて、レンタカーを返すにはまだちょっと時間があったので、
イーフビーチを見に行く。
途中、橋を渡る時に見た川は赤土色した濁流になっていた。
約束の午後3時を少し回って糸数民宿に到着。
ヨシボーさんの車に乗って出発だ。
まずは鍾乳洞に。
入り口付近は足場が悪いので、出口に案内してくれた。
少し中へ入ると風葬跡のお骨がいっぱいだ。
パインジュースを飲む凜
今夜の糸数民宿の夕食は華やかだった。
武蔵野音大の素敵な女性3人と夕食を食べ、
泡盛飲んでヨシボーさんの三線聴いて歌って楽しんだ。
おっと、糸満の元気な金城さんもいっしょに。
けど、一人減り二人減りと気が付いたら僕とヨシボーさんだけになっていた。
それでも深夜までギター弾いて歌って泡盛飲んで楽しんだ。
あ〜面白かった。
翌日の朝、ヨシボーさんの車で港まで送ってもらって、
別れを惜しみながら船に乗った。
熱帯魚の家
おばけ坂に連れて行ってくれたあと、
もうひとつの鍾乳洞に連れて行ってくれた。
こっちの方は、入口が狭く、昔ヨシボーさんが入った時は苦労したようだ。
それになんといっても、入口付近は骨だらけ。
7月29日 木曜日 ほとんど雨 時々曇り
昨夜は食事の後、ヨシボーさんに買ってきた久米島(泡盛)を開けて飲む。
いい感じで酔いが回った頃、ヨシボーさんが三線を弾いてくれた。
心に染みいる歌声。 素晴らしい。
また三線だけではなく、ギターも名手だ。
フォークソングが大好きで、みんなでいっぱい歌った。
今朝も天候が回復せず、「はての浜」行きは中止になった。
バードアイランドは、はての浜(おそらくなかの浜)へ行くだけなら業者を紹介してくれる
と言ってくれたが、こんな天気に行ってもしょうがない。
またいつか天気のいい日に連れて行ってくださいね。
今日は朝9時30分から午後6時までレンタカーを借りている。
糸数民宿を出るときに、ずっと天気が悪くて気の毒だから、
少し観光案内するから、午後3時頃戻ってきてとヨシボーさんが声をかけた。
雨の中、走り出すもののこんな天気でどこへ行こうか?
レンタカー屋さんでもらった久米島ガイドブックを見る。
まずは五枝の松(ごえのまつ)に行ってみようか。
もうちょっとで着くというところで、凜が気持ち悪いと言いだした。
車に酔ったのだ。
しまった、酔い止めを飲ますのを忘れた。
しかも糸数民宿に置いてきてしまった。
また戻って、薬を飲ませて休み休み走るが、どひゃっと吐いてしまった。
下地原洞穴遺跡
さて、雨の中どこへ行こう?
午後3時まではそれほど時間も無いし、お腹が減った。
イーフビーチ方面を目指す。
旧仲里間切蔵元跡石牆(きゅうなかざとまぎりくらもとあとせきしょう)
1700年代に築かれた役所跡の珊瑚石灰岩の石垣。
ゆっくり観たかったが、土砂降りじゃなあ〜
その近くに沖縄海洋深層水研究所があり海洋深層水ふれあい館がある。
無料っぽいから行ってみよう。
海洋深層水ふれあい館は思ったより小さな建物だ。
沖縄海洋深層水研究所で汲み上げた海洋深層水の一部が、
ふれあい館に供給されていて、触るととても冷たかった。
模型(模型といっても高価なもの)で、深層水の作り方や発電などで教えてくれる。
ふれあい館の女性が親切で感じが良かったので、
そこで特製のカレーライスを頂く。
セットのマンゴージュースも美味しかった。
一周線道路から仰ぐ、宇江城城跡(うえぐすく)
宇江城城跡は山の上にあるが車で行ける。
比屋定バンタの近くから細い山道を2キロぐらい上がると宇江城城跡に着く。
駐車場もあるから心配無い。
城跡に着くと、霧が立ち込める雨降りだった。
雨が止めば、素晴らしい景色が望めるはずだ。
車の中で1時間近く待ったが、雨は止まなかった。
仕方なく僕は傘を差して城跡まで上がった。
な〜んも見えない。 笑
一周線道路まで戻って、赤嶺パイン園に電話を入れると営業していた。
4切れ、(たぶんパイン1個)1皿500円
以前は500円で食べ放題だったようだ。
たくさん食べたいけど、お金が〜〜〜! 残念。
まあ地元のスーパーマーケットとかでパインを見ても、
けっこういい値段してるからなあ。
本当はパインの酸で唇が切れるくらい食べたかった・・・
昔のイーフビーチは本当に美しかったそうだ。
このあとすぐに、バケツをひっくり返したような雨が降った。
遺骨が入った甕が割られて骨が散乱している。
この中へ入ると、風葬跡の骨がいっぱい。
ウティダ石 (太陽石)
おばけ坂
何度かテレビで紹介されていたので来てみたかった。
写真で感じてもらえるか判らないが、
道の先へ向かって下っているように見えるが、実際は上っている。
歩いても錯覚できるが、車に乗ってゆっくり走ったり、
道の先へ行って、回りを注意しながらギアをニュートラルにしてブレーキペダルから足を離すと、
車はゆっくりと後ろへ動き出す。 おばけ坂の看板よりずっと後方まで行きます。
否定する気持ちじゃなく、面白がる気持ちで行けば、意外とウケます。
赤嶺パイン園へ行ってみると、留守になっていたので、またあとで来ることにする。
サトウキビ畑の中を走らせていると、右側の山の上に自衛隊のレーダー基地が見える。
その並びに黒々と石が積まれた城壁がある。
宇江城城跡だ。
これは近くで見てみたい。